恥ずかしながら、私、「冷媒」という言葉を、この会社に入社するまで知りませんでした。
入社当時「冷媒ガス発注しておいて」と言われ「レイバイ?(漢字すらわからない)」と
頭の中が???となっていました。
他にも、聞いたことのない言葉がいまだに飛び交っていますが
今回は冷媒について少し調べてみました。
「冷媒」とは・・
エアコンの室内機と室外機をつなぐパイプの中を行き来して、空気中の熱を運んでいます。
普段私たちが使っているエアコンや冷蔵庫に使われている、身近な物質だったんですね!
理数系の苦手な私は、エアコンの仕組みなどには興味がなく、どう動いているのかも
全く気にしていなかったのですが・・・
そんな私でも、エアコンや冷蔵庫にフロンガスが使われていて
それがオゾン層を破壊しているというのは
小さい頃から話題になっていたので知っています。
そのフロンガスが冷媒のことだったんですね!
言葉が違うので、入社当時に「冷媒」の言葉を聞いても全くつながりませんでした・・。
冷媒とエアコンの働き
冷媒として使われているフロンは圧力をかけると液体になり、下げるとまた気体に戻るという性質があります。
また、液体は気体になるときに回りの熱をもらいます。
気体が液体になるときは、周りに熱を逃がすという性質があります。
この性質を使って
エアコンは冷房時、室内の熱を吸い込んで室内機で圧力をかけて液体にします。
これが熱をもらった冷媒です。
その冷媒がパイプを通って、室外機で圧力をさげて気体に戻り、熱を外に逃がします。
室外機から熱い風が出ているのはこのためですね。
そしてその熱を逃がして冷えた冷媒が、またパイプを通って室内機で圧力をかけて気体となり
冷気を部屋に送るというのが、エアコンの仕組みです。
こういう仕組みでエアコンは動いているんですね!
冷媒はなくてはならない存在ですが、
フロンが環境を破壊してしまう物質だと思うと心が痛いです。
だからといって使わないわけにもいきません。
もうすぐ夏もやってきますし、熱中症対策としても冷房はかかせません!
しかしいま、環境にも良い冷媒も使われているようです。
そして近い将来、廃止になるフロンもあります。
次回はそんなフロンについてもお話したいと思います。